どこまでも世話の焼けるご主人め

先日買った仮面のメイドガイ(1)、いちいちコガラシのセリフがツボすぎて俺的(・ω・`)ヤバス

『オハヨウからオヤスミまでキッチリご奉仕してやるから覚悟するがいい』
『世話の焼けるご主人め! どうご奉仕してやろうか?』
『今日も貴様の幸せに奉仕する! それがこの俺メイドガイ!!』
『恋に! 遊びに! 勉強に! 任せて安心! メイドガイ!!』

そもそも、「メイドガイっていう造語のセンスにやられたっぽい(・∀・)

この作品のスゴいトコっつーには、何気にベタベタな萌えメイドマンガの性別設定を逆転させてるだけなんだよな。フツーなら『いわゆる万能萌えメイドさん(しかし微妙に一般常識が欠如している)がまじめなんだけどちょっと天然系御主人様(しかも学生・両親はワケあって離別or死別でお屋敷住まい)に誠心誠意かつワザとじゃなくいきがかり上ちょっぴりセクシャルなご奉仕する』ってコトになるんだが、この作品の場合はそうはいかない(笑)。

ヒロインなえかに対して、メイド服(ノースリーブ・ロングスカート・コンバットブーツ)を着た筋骨隆々かつ歴代ガンダムの変態マスク級の仮面をつけたメイドガイ・コガラシが一般常識が欠如しつつ誠心誠意ご奉仕するというのは間違いないんだが、コガラシの「セクシャル」な部分っつーのは100%エロ抜きだということだ(笑)。言うなればスーパーヴァンダミングってカンジ。まぁところどころ萌えマンガとしての体裁を保つためなのか所謂サービスカットもあるんだが、ぶっちゃけ(゚?゚)イラネ

この構図を編み出した作者と担当編集はある種ゴッド。ニッチっつーよりは超範囲の狭いターゲットに対してそのターゲット層内部での口コミヒットというすげえ快挙っぽい所行。

※ちなみにスーパーヴァンダミングアクションで一世を風靡した木曜洋画劇場の番宣CMはホントにオモロイので要チェキ。

仮面のメイドガイ(1)
仮面のメイドガイ(1)