圧縮オーディオのための音作り

Impress の AV Watch の昨日の記事として上がってた、『藤本健のDigital Audio laboratory』は久々に(・∀・)イイ!インタビュー記事だったわはーヽ(´▽`)ノ

PCとシンセサイザで音を作るって作業は、そもそもがPCMとの戦いなワケで、どうやっても電子的に『音』を取り扱う以上避けられないんだけど、数年前にCD-Rメディアとドライブが普及するまでは所謂一般人がPCでオーディオデータをデジタルのままハンドリングするって事はまあまず無かったんで、こういうノウハウってのはヲタかプロにしか意義がなかったんだよね。それに、CD-Rで音楽CDを自分で作るなら、WAVEフォーマット=リニアPCM だから、デジタルオーディオではあっても圧縮オーディオではなかったし。

けど、昨今は圧縮オーディオプレーヤ(いわゆる iPod や有象無象の MP3 プレーヤ達だな)の台頭で、フツーのヒトがフツーに圧縮オーディオを日常的に聴くって時代になってきた。こうなると、このテのノウハウがちょっとあるだけで、自分が普段聴く音楽を随分聴きやすくチューニングできるんだよね。

ただCDからリッピングしてオーディオプレーヤに転送、ってだけじゃなくて、例えば Tunes だって、MP3 の設定には 『10Hz未満をフィルタリング』って設定がカスタム設定の中にはあるわけだし、普段使ってるエンコードソフトの設定機能をよく見てみて、時間があれば設定を変えてエンコードした曲を自分の普段使ってるプレーヤとヘッドホンで聴き比べて、色々チューニングして一番自分にとって聴きやすいようにしてみるってのもまた一興なんじゃないかと思ってみたり。一歩踏み込んで、WAVレベルで弄ってみたければ、SoundEngineとかフリーソフトだけでも結構弄れるし、何より自分好みに仕上げられるんだからメリットはでかいよね。