10年遅いんじゃね?

キングジム、キーボードを搭載したテキスト入力専用ツール
〜ATOK搭載、単四2本で20時間駆動
ATOK2007 相当で確かに快適だろうけど、どう考えても往年のモバイラー的な視点で見れば、オアポケ/モバギ が通ってきた道というか、まさに彼らが支えてきた用途だと思うんだがどうか。

個人的に、MC-MK22/モバイルギアforDocomo/MC-R300/MC-R430と使い倒してきたし、テキスト入力ソリューションって意味では全く引けを取ってないと思う。USB接続やSDカードは使えないけど、CFは使えるからPC側にカードリーダがあればいいし、なんつっても通信カードを追加すればそのままインターネットに出られるわけで、テキストファイルなんざ自分のメアドに投げちゃえばUSBやらSDカードやらでやりとりする必要なんて全く無い罠。

…あと、根本的な問題として果たしてATOKの辞書はどの程度PCと同じレベルまでカスタマイズできるのかが超重要。だって、それこそ「テキストをキーボードで入力するためだけの専用機器を購入する」人がターゲットユーザなんだから、当然そういう人は「自前の環境では相当に辞書がカスタマイズされている」が少なくないよな。ってことは、いくらキーボードの打鍵感にこだわってキーピッチが17mmとかあって打鍵がしやすくても、結局本題のテキストファイルの作成が変換効率悪くてストレス溜まっちゃうようじゃ本末転倒だよね、っと。

#つか、製品の詳細スペックにもそういうこと一切触れてないし
#PDFのマニュアルくらいあるかと思ったけどそんなのもないし
#辞書カスタマイズの可不可すらわからない罠(´・ω・`)

結論から言うと、BTのついたスマートフォンか携帯に、RBT-2x00 を
使えば全部解決するんで、このポメラ君じゃないと対応できないってユースケースはおそらく存在しないと思われ。発売前からいらない子の予感(*)。

(*)「こんなもの」(蔑んでるわけじゃなく、こういうニッチな用途に使うモノ、っていう意)に、\27800 出せるような人は、そもそも既に携帯+Rboardみたいな環境は構築してるか比較検討するから、かなり厳しい勝負だよね、って事。