音楽的見地からみた春の新アニメ

この春スタートの新番組(俺の場合新番組=春の新アニメだ)、作品的に(・∀・)イイ!ものが多いけど、作画クォリティや内容そのものだけじゃなく、音楽的に惹かれる作品が多いってのが凄く特徴的。

交響詩編 エウレカセブン / 佐藤直紀
あんまアニメの仕事はしない人なんでちょっとびっくり。まぁ去年立て続けに、マシンロボレスキュープリキュアをやったんで耳新しいってカンジはあんまりしないけどね。どっちかっつーとここ最近のドラマが中心だよな。俺は見てないけど(笑)。あーでも海猿(映画な)の音楽は良かったと思う。テンションキープする系のメロディとベースの運びが(・∀・)イイ!。エウレカセブンは戦闘シーンのBGMには惚れ惚れするものがあるなあ。

あと、エウレカはOPのFLOWも少年の憧憬・出会い・決意っつー番組コンセプトをすんげえ良く表現しててステキすぎ。元々FLOWはボーカルの妙でこういう曲って上手いと思うんだが、今回のエウレカOP「DAYS」は耳当たりも良いし好感触。あと、編曲的にはサビの前のオフボーカルんトコが2フレあるとこ。これはめっさカコ(・∀・)イイ!。

SPEED GRAPHER / 光宗信吉
光宗はローゼンメイデンから続いてのいい仕事。ウテナんときのフィルムスコアリング以来、映像と音楽のシンクロって意味では彼を越える仕事をしてくれる人はアニメ系の音楽屋にはいないんじゃないかなと思う。スピード感とかを追求するって風ではなくて、あくまで映像よりっていうスタンスは貴重かつ重要だよなあと思う。ローゼンメイデンの第2期(ローゼンメイデン・トロイメント)でも音楽担当ってことなんでこっちにもかなり期待。

フタコイ オルタナティブ / 村山達哉,鈴木俊介,磯江俊道
この組み合わせってスゴイっつーかビックリっつーか。村山はストリングスアレンジの大家でアニメもやるけどどっちかっつーと映画ドラマやJ-POPの仕事のほうがむしろメインって人だし、鈴木もアニメっつーよりはハロプロアレンジャーとしてのほうが圧倒的知名度だよな。なんでフタコイの仕事してんだこの人達(;´Д`)。良い意味で(^^:。磯江は逆にゲームアニメのよりのアレンジャーで、まさにライトスタッフ志倉千代丸とのコンビはある種最強か。フタコイ オルタナティブは内容自体が神アニメだけど、音楽担当も超強力な布陣で盤石だな……。

ハチミツとクローバー / 林有三とサロン'68
林有三っつーとこれも一般的にはJ-POPのアレンジャーだけど、ヲタ的にはセラムンやらクレヨンしんちゃんをはじめ、イースのアレンジアルバムで演奏までしちゃってたりと結構ヲタ仕事もしてくれてたりするんだよなー。いまんとこ番組中のBGMを聴く限りではこれといって林節みたいなトコロは感じられないんだが、でもそこはそれ林有三、きっと何か聴かせてくれるに違いないと期待age。

後はこの前書いたエレメンタルジェレイドの梶浦かなあ。しかしこの春は耳でも楽しめる作品が多くて嬉しいことよ……(・∀・)♪