今週の種DEATH / PHASE-33 示される世界

湖底にステラの亡骸を沈めるシーンを見てエアリスを思い出すかタイタニックを思い出すかでヲタレベルが微妙に判りそうな気もするな(笑)。…が、俺的にいえばむしろあのシーンの雪化粧されたインパルスの無機質な造形美が兵器としてのMSってのを強く印象づけられたな。Vガンの最終回思い出しちまった(苦笑)。でも、寒い地方みたいだからしばらくは大丈夫だろうが、水葬は後々ヤバいぞシン…。キグナス氷河の母ちゃんのようにはいかないハズ……。

「ザフト兵」としてはシンやレイが「打倒フリーダム」を模索するという行為自体は至極真っ当なんだよな。…「何かあったとき、アレを討てるヤツがザフトにいなかったら困るでしょう？」、まさにその通り。むしろそれを咎めるアスランは軍人としてはｽﾞｲﾏｰだな。

「…そういうところも、好きですけど…」
ルナマリア何気に告ってみたけど当のアスランまったくそんな余裕ナッシング。哀れルナマリア｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡しかも、このシーンでアスランはどう聞いても「ブタマリア」と言っているようにしか聞こえん…(問題のシーンはこちら)。

そして物事が判っている人と判っていない人。三者三様。プロパガンダをプロパガンダとしてとらえられているのかいないのか。いやあアーサーおいしいな。ホントいいとこ独り占めだよ(苦笑)。被災地映像てんこもり、挙げ句に子供まで持ちだして映像としてはもう非の付け所が無いよな。挙げ句にミーアからのお願いまであるときた。C.E.の世界では"ラクス=クライン"という存在は別格だからこれまたスゴイ効果絶大。ただ、フリーダムが映ってないこともプロパガンダとしては必要ってことだしなー。

デュランダル的には諸悪の根源(ロゴス・連合)を討つのは罪無き市民を守るザフト軍であり所属不明の気まぐれ遊撃軍であるアークエンジェル(=フリーダム)じゃないってことな。しかも、本物のラクスはまだ生きてるワケだから、本物がポッと出てきちまうと、せっかくのミーアからのお願いまで信憑性ゼロになって今度はデュランダルどころかザフト全体がヤバいことになるのは間違いない。つーことで、ラクスを守ってるアークエンジェル(=フリーダム)は討伐すべき敵なのに、デストロイ戦ではザフトMSと一緒にデストロイと戦ってるわ、とどめを刺したのは事もあろうにフリーダムだっつーところはとてもじゃないけど放送できないわな(苦笑)。

そして最後までプロパガンダを聞いた時の反応がおもろいな。レイはなんか下心アリアリっぽいし(笑)